海外の仮想通貨取引所で暗号資産の取引を行っている人は必ずと言って良いほどBinance(バイナンス)を利用していると思います。
国内の仮想通貨取引所でBTC(ビットコイン)などを購入してBinance(バイナンス)へ送金する流れになります。
世界ナンバーワンの取引所と言っても過言でないBinance(バイナンス)は取扱銘柄が多くキャンペーンなども盛んにおこなわれています。
ここではBinance(バイナンス)の暗号資産(仮想通貨)を日本円に換金する方法を詳しく解説していきたいと思います。
ピヨヨン
流れとしては以下の手順になります。
①Binance(バイナンス)の暗号資産を国内の仮想通貨取引所に送金 ②国内の仮想通貨取引所で暗号資産を日本円に売却 ③国内の仮想通貨取引所から国内銀行へ出金 |
Binance(バイナンス)から日本円を直接出金出来ないので、国内の仮想通貨取引所を経由して銀行へ振り込む必要があります。
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見たい場所へGo!
Binance(バイナンス)から出金する為に準備する事
Binance(バイナンス)から出金を行う為に以下の3つの作業を行っておきましょう。
- Binance(バイナンス)でのKYC(本人確認)
- 国内の仮想通貨取引所の口座開設
- 送金する暗号資産へのスワップ
Binance(バイナンス)でのKYC(本人確認)
Binance(バイナンス)では認証(インターミディエイト)を行う事で初めて暗号資産の入金・取引・出金・その他のサービスが利用できます。
本人確認の為に以下の中から1点準備しておきましょう。
パスポート 運転免許証 マイナンバーカード |
本人確認には身分証明書のアップロードや顔認証が必要で、申請後1時間から3日ほどで完了します。
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国内の仮想通貨取引所の口座開設
Binance(バイナンス)から暗号資産を送金する為の国内の仮想通貨取引所が必要になります。
国内には様々な取引所が存在しますが必ず銀行への出金手数料が無料な取引所を選びましょう、出金手数料がかかるのは馬鹿らしいですから(笑)。
取引所 | 出金手数料 |
---|---|
コインチェック | 407円 |
GMOコイン | 無料 |
BITPOINT | 330円 |
DMMビットコイン | 無料 |
bitFlyer | 220円~770円 |
SBI VCトレード | 無料 |
bitbank | 550円~770円 |
送金する暗号資産へのスワップ
Binance(バイナンス)で保有している暗号資産を国内の仮想通貨取引所に上場している通貨にスワップする必要があります。
例えばBinance(バイナンス)が発行する米ドル建てのステーブルコインであるBUSDの場合は国内の仮想通貨取引所に送れないので、BTCやXRPなどにスワップする必要があります。
ここでの重要事項として、なるべく送金手数料が安い暗号資産にスワップを行いましょう。
Binanceの暗号資産出金手数料 | |
---|---|
暗号資産 | 出金手数料 |
BTC | 0.0002 |
ETH | 0.000768 |
XRP | 0.2 |
2022年11月時点では仮想通貨全体の価格が下落しているのでそれほど送金手数料はかかりませんが、中でもオススメなのはXRPで10円ほどで送れます。
Binance(バイナンス)の暗号資産を日本円に換金する手順
Binance(バイナンス)の暗号資産を日本円に換金する方法は以下の手順で行います。
- 国内の取引所に対応した暗号資産にスワップ
- 国内の取引所に暗号資産を送金
- 国内の取引所で暗号資産を売却
- 国内の取引所から登録銀行へ日本円を送金
国内の取引所に対応した暗号資産にスワップ
ここではワタシがBinance(バイナンス)で保有している通貨(BUSD)をXRPにスワップしていきたいと思います。
最初にアプリ(PRO)を起動して画面いちばん下の「トレード」をタップしましょう。※PCの場合は「トレード」⇒「Binance Convert」と進んでください。
画面左上の「コンバート」をタップ。
「振替元」にBinance(バイナンス)で保有している通貨(ここではBUSD)「振替先」に国内の取引所へ送る通貨(ここではXRP)を選択して「コンバージョンプレビュー」をタップします。
1 BUSD=〇〇 XRPというレートが表示されるので問題なければ「コンバート」をタップしましょう。
以上でBUSD⇒XRPのスワップ完了です。
国内の取引所に暗号資産を送金
Binance(バイナンス)から国内の取引所へXRPを送金していきますが、まず初めに国内の仮想通貨取引所でXRPの送金アドレスを取得する必要があります。
ここでは営業日の15時までに出金依頼を行うと翌営業日に振り込んで貰えるGMOコインでXRPの送金アドレスを取得していきたいと思います。
XRPの送金アドレスを取得
まず最初にGMOコインアプリを開き「預入/送付」をタップします。
銘柄選択欄でXRPを選択しましょう。
続いて「宛先タグ、アドレスを表示する」をタップして下さい。
XRPの入出金を行う場合はアドレスと宛先タグの2つを控えておく必要があります。
XRPを送金する場合は「アドレス」「宛先タグ」の2つを入力する必要があります。
Binance(バイナンス)からGMOコインへXRPを送金
Binance(バイナンス)アプリを起動して画面右下の「ウォレット」をタップ。
残高欄のXRPを選択しましょう。
画面最下部に「出金」「入金」とあるので「出金」を選択します。
メニューが出現するので「仮想通貨ネットワーク経由で送信」を選択。
アドレス欄に先ほどGMOコインで取得したXRPアドレスと宛先タグを入力して「出金」をタップします。
XRP(リップル)の最低出金数量は30 XRPからです。
「アドレス」「ネットワーク」「宛先タグ」が間違ってないか確認後「確認」をタップします。
以上で出金申請の完了です。
ワタシの場合では2分ほどでGMOコインに入金されていました。
国内の取引所で暗号資産を売却
GMOコインアプリを起動して画面最下部の「取引所現物」⇒「XRP」⇒「トレード」と進むと買い板・売り板一覧が表示されているので「注文」をタップ。
成行で売却する
成行注文を行う場合は「売買区分」と「取引数量」を入力して「確認画面へ」をタップします。
最後に「注文確定」をタップすればOKです。
指値で売却する
指値注文を行う場合は「売買区分」「取引数量」「注文タイプ」「注文レート」を入力して「確認画面へ」をタップします。
最後に「注文確定」をタップすればOKです。
約定したかどうかはトップページの「保有/履歴」から確認する事が出来ます。
国内の取引所から登録銀行へ日本円を送金
※あらかじめ出金先口座情報を登録しておく必要があります。
GMOコインアプリを起動して画面中央の「日本円入出金」をタップ。
続いて画面右側の「出金」をタップしましょう。
出金する金額とSMS認証コードを入力して「確認画面へ」をタップ。
1回の操作での最低出金額は10,000円ですが、全額出金の場合は出金額に制限はありません。
確認画面が表示されるので間違いなければ「実行」をタップしましょう。
以上で出金申請の完了です。
まとめ
Binance(バイナンス)で保有している暗号資産を日本円に換金する場合はBTCやXRPにコンバートしてから国内の仮想通貨取引所へ送金する必要があります。
更に国内の仮想通貨取引所で暗号資産を日本円に売却する訳ですが、以下の2点を覚えておくと手数料等損することなくスムーズに行えると思います。
① なるべく送金手数料が安い暗号資産にコンバート ② 日本円の出金手数料が無料の国内仮想通貨取引所へ送る |
Binance(バイナンス)から国内の取引所へ送る通貨はXRP(リップル)がベストと思います、送金手数料が0.2 XRPなので日本円で10円ほどで送れます。
ただしXRPを送金する場合はアドレスの他に宛先タグが必要なので必ず覚えておきましょう。
ピヨヨン
送金先の国内の仮想通貨取引所はGMOコインが良いと思います、営業日の15時までに出金依頼を行えば翌営業日に入金されるので最短で翌日に現金が手に入ります。