ここでは東海東京証券でIPO(新規公開株)のブックビルディングに参加する方法を紹介していきたいと思います。
抽選参加の流れとしては「資金の入金」⇒「抽選申込」という順で行っていきます。
\東海東京証券のIPOルールは過去記事で詳しく紹介しています。/
東海東京証券のIPOルール【抽選配分・資金拘束のタイミング】など※記事内の価格はすべて税込価格です。
ブックビルディングに参加する資金を用意しよう
東海東京証券でIPOブックビルディングに参加する場合は前もって資金を準備しておく必要があります。
抽選参加に必要な前受金は「仮条件の上限価格 × 申込株数」となります。
東海東京証券の場合は申込口数が10口まで可能ですが、ダイレクトコースの顧客に対しては複数当選は無いので申込は100株で良いと思います。
申し込むIPO銘柄によって入金する金額は変わってくるので「募集情報」欄の「仮条件」を確認しておきましょう。
仮条件とはIPOの公募価格を決めるための値幅の事、仮条件で公表された値幅の範囲内で公募価格が決定する。
東海東京オンライントレードへログインして「取引」⇒「IPO/PO注文」と進み、IPO銘柄のブックビルディングに参加する銘柄の「仮条件」に記載されている価格を確認します。
投資家が仮条件の価格を見て「〇〇円で買いますよ」というのが需要申告(ブックビルディング)になります。
ただし近年のIPOでは公募価格はほとんどが仮条件の上限で決まります、なのでここで用意する金額は「仮条件の上限価格 × 100株」となります。
今回申し込むIPO銘柄の場合は「2,080円 × 100株 = 20万800円」という事になります。
抽選資金の入金方法
東海東京証券へ抽選資金を入金する方法は以下の3通りが可能になります。
- 銀行振込で入金
- 東海東京カードで入金
- 即時入金サービスによる入金
いずれの場合も振込手数料は無料なのですが、オンライントレードからリアルタイムで入金が行える「即時入金サービス」がおすすめです。
ただし即時入金に対応している金融機関は「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「ゆうちょ銀行」の3銀行しかありません。
なのでこの3銀行の口座を開設していない場合は「銀行振込」か「東海東京カード」で入金する必要があります。
\東海東京証券へ入金する方法は過去記事で紹介しています。/
東海東京証券へ「入金・出金」する方法や振込手数料などブックビルディングへ参加する
最初に東海東京証券オンライントレードへログインして「取引」⇒「IPO/PO注文」と進み、IPO銘柄のブックビルディングに参加する銘柄の「抽選申込へ」をクリックしましょう。
「取引注意事項・契約締結前交付書面」ページに移動するので内容を確認して「同意する」をクリックします。
「IPO/PO目論見書」ページへ移動するので目論見書のリンクをクリックして内容を確認してから「同意する」をクリックしましょう。
「IPO/PO抽選申込 -入力-」ページでは申込数量と申込価格を入力していきますが、株数は「100株」で金額は「成行」を選択しましょう。
申込数量 | 100株 |
---|---|
申込価格 | 成行 ※仮条件の上限価格でも可 |
※「内部者(インサイダー)取引に該当する注文ではありません。」横にチェックを」入れて下さい。
申込内容を確認して間違えがなければ取引パスワードを入力して「抽選申込」をクリックします。
以上でブックビルディングの申込完了です。
抽選申込を取り消す場合
何らかの事情で抽選申込を取り消す場合は「取引」⇒「IPO/PO注文」と進み、IPO銘柄のブックビルディングに申し込んだ銘柄の「抽選申込取消へ」をクリックします。
取引パスワードを入力して「抽選申込取消」をクリックしましょう。
以上で抽選申込取消の完了です。
まとめ
ここでは東海東京証券でIPOブックビルディングに参加する方法を紹介していきました。
抽選に参加する為にはあらかじめ申込相応代金の入金が必要になるので「仮条件の上限価格 × 100株」の金額を入金しておきましょう。
抽選参加申込自体は「申込数量」と「申込価格」を入力するだけなので、慣れれば1~2分で終わらすことが出来ると思います。