楽天証券でIPOに申し込む方法や注意点を画像付きで詳しく紹介

楽天証券でIPOに申し込む方法や注意点を画像付きで詳しく紹介

ここでは楽天証券でIPO(新規公開株)に申し込む方法や注意点を画像付きで詳しく紹介していきたいと思います。

楽天証券では後期型IPO抽選制を導入しているので、通常の証券会社のIPO申し込み方法と異なります。

後期型IPOとは

後期型IPO

一般的な証券会社では前期型IPO抽選制を導入していますが、楽天証券の場合は後期型IPO抽選制を採用しています。

う~む前期と後期か、どう違うのだろう?

icon-check-square-o前期型IPO抽選制

STEP.1
ブックビルディング
ブックビルディング(需要申告)を行います、この時点で資金が拘束される場合もあります。
STEP.2
抽選
抽選が行われます。
STEP.3
購入申込
当選した場合は購入申込を行いますが、当選辞退も可能です。

icon-check-square-o後期型IPO抽選制

STEP.1
ブックビルディング
ブックビルディング(需要申告)を行いますが、楽天証券の場合は前受金は必要ありません。
STEP.2
購入申込
購入申込を行います、この時は「申込株数 × 公開価格」の金額が必要になります。※ブックビルディングに参加していない場合は購入申込は出来ません。
STEP.3
抽選
抽選が行われ「当選」「落選」が決まります。※当選した場合は辞退できません。

「前期型IPO抽選制」の場合はブックビルディングに申し込むだけで「当選」「落選」が決まりますが「後期型IPO抽選制」の場合はブックビルディングに申し込んで更に購入申込を行う必要があります。

「ブックビルディング」「購入申込」この2つの内どちらかが欠けていると抽選には参加できません。

何だか面倒ですね。

後期型IPO抽選制を採用している証券会社
  • 岩井コスモ証券
  • au カブコム証券
  • 楽天証券
  • GMOクリック証券

楽天証券でIPOに申し込む方法

楽天証券でIPOに申し込む方法

楽天証券でIPOに申し込んでいきますが、ここでは「ブックビルディング」⇒「購入申込」と順番に行っていきたいと思います。

ブックビルディング(需要申告)

最初に楽天証券にログインして「国内株式」をクリックします。

楽天証券IPOブックビルディング 「国内株式」をクリック

「新規公開株」に進みます。

楽天証券IPOブックビルディング 「新規公開株」クリック

現在取扱中のIPO銘柄が記載されているので申し込みたい銘柄の「参加」をクリックしましょう。※ブックビルディング期間外の場合は「参加」ボタンは表示されません。

楽天証券IPOブックビルディング 申し込みたい銘柄の「参加」をクリック

ページを最下部までスクロールして「同意する」をクリックします。

楽天証券IPOブックビルディング 「同意する」をクリック

IPO銘柄の「数量」「価格」を入力していき「確認」をクリック。

楽天証券IPOブックビルディング 「数量」「価格」を入力していき「確認」をクリック

①数量 100株
②価格 成行

続いて確認画面が表示されるので、間違いがないか確認後に取引暗証番号を入力して「参加申込」をクリックします。

楽天証券IPOブックビルディング 取引暗証番号を入力して「参加申込」をクリック

以上で楽天証券のブックビルディングの申し込み完了ですが、申込内容を確認する場合は「確認」を、取り消しを行う場合は「取消」をそれぞれクリックして下さい。

楽天証券IPOブックビルディング 申し込み完了

慣れると30秒くらいで完了できそうですね。

購入申込

前期型IPOでは抽選結果が発表されている頃に後期型IPOでは購入申込が始まります。

申し込み時期になれば楽天証券へログインした後に「未読の重要なお知らせ」として記載されています。

楽天証券IPO購入申込 「未読の重要なお知らせ」

購入申込開始日の10:00になれば購入申し込みが可能になりますが、購入申込時に買付余力が必要です。※買付余力=募集価格 × 申込株数。

楽天証券にログインして「国内株式」⇒「新規公開株式(IPO)」と進むと「新規公開株式(ブックビルディング参加・購入申込)ページが表示されるので、購入申込を行う銘柄の「申込」をクリックしましょう。

楽天証券IPO購入申込 購入申込を行う銘柄の「申込」をクリック

「電子目論見書等一覧へ」をクリックして電子目論見書をすべて閲覧します。

楽天証券IPO購入申込 電子目論見書をすべて閲覧
楽天証券IPO購入申込 電子目論見書をすべて閲覧

すべて閲覧し終えたら「このウインドウを閉じる」をクリックすると先ほどの画面に戻るので「戻る」ボタンを押して「新規公開株式(ブックビルディング参加・購入申込)」ページに戻りもう一度「申込」をクリックしましょう。

目論見書を閲覧しないと購入申込は出来ないのね。

「新規公開株式(購入申込 / 受付)」ページでは特に何も入力する必要はありません、「数量」「申込代金」を確認したら「確認」ボタンをクリックしましょう。

楽天証券IPO購入申込 「数量」「申込代金」を確認したら「確認」ボタンをクリック

※NISA口座では新規公開株式は購入できません
※購入申込後の取消は出来ません。

最後に取引暗証番号を入力して「購入申込」をクリックすれば購入申込の完了です。

楽天証券IPO購入申込 「購入申込」をクリック

購入申込終了から抽選結果発表の流れ

購入申込終了から抽選結果発表の流れ

購入申込が終了してから抽選結果が発表されるまでの流れですが、申込完了から結果発表までは通常2~3時間と短いです。

購入申込終了から抽選結果発表の流れ

STEP.1
購入申込終了【14:00】

申込終了日の14:00に購入申し込みが終了します。

STEP.2
抽選番号付与【14:30】

購入申込を行った顧客に対してコンピューターで乱数を用いて単位株数分の抽選番号が与えられます。

ちなみに申込株数が300株の場合は抽選番号が3つ与えられます。※申込株数単位が100株の場合。

STEP.3
抽選【16:30頃】

抽選方法については正直分かりづらいです、以下楽天証券の公式サイトに記載されていますが何が何だかサッパリです。

購入申込終了日の大引け後、日経平均大引け値の下三桁の数値をもとに抽選を行います。
抽選方法は、引値の下三桁の数値を抽選倍率=抽選対象株数/当選株数(以下この数値をAとする)で割り、余りの数字(割り切れた場合は0。以下、この数値をBとする。)を算出します。当選番号は、1+Bからスタートして、以下Aを足していき、当選株数に達した時点の番号までとなります。
従って、1+B、1+B+A×1、1+B+A×2、1+B+A×3・・・となります。

STEP.4
抽選結果発表【16:30頃】

抽選結果は楽天証券のトップページ「お知らせ」または「新規公開株式(ブックビルディング参加・購入申込)」で確認できます。

ちなみに抽選結果は「当選」「落選」の2通りです。

抽選結果を確認する方法

抽選結果を確認する方法

楽天証券ではIPO株の抽選日にホームページに2通のお知らせが記載されます。

楽天証券IPO抽選結果確認 抽選日にホームページに2通のお知らせが記載される

  • 【お知らせ】新規公開株式「〇〇〇」抽選番号をご確認ください
  • 【お知らせ】新規公開株式「〇〇〇」抽選結果のお知らせ
これなら目に付くので忘れずに済みそうですね。

お知らせをクリックすると抽選結果が確認できます。

楽天証券IPO抽選結果確認

残念ながら今回は落選でした。

抽選倍率を確認する方法

楽天証券ではIPOの抽選倍率を確認する事が可能です。

倍率が分かるの?

トップページから「国内株式」⇒「新規公開株(IPO)」と進むと「新規公開株式(ブックビルディング参加・購入申込)」ページが表示されるので、購入申込を行った銘柄の「確認」をクリックしましょう。

楽天証券IPO抽選倍率確認 「確認」をクリック

抽選結果確認ページで「抽選結果詳細」をクリックします。

楽天証券IPO抽選倍率確認 「抽選結果詳細」をクリック

抽選結果詳細ページに抽選番号と抽選倍率が記載されています、今回のIPO銘柄の抽選倍率は397倍でした。

楽天証券IPO抽選倍率確認 抽選結果詳細ページに抽選番号と抽選倍率が記載されている

約400倍か(笑)。

まとめ

楽天証券では後期型IPO抽選制を導入しているので「ブックビルディング(需要申告)」時と「購入申込時」の2回申し込みをする必要があります。

正直、手間がかかりますね。

この2つの内どちらか一方に申し込みを行わなかった場合は抽選に参加できません。

また注意点として購入申込後はキャンセルが出来ません、もちろん当選後もキャンセル不可です。

なので抽選参加を辞める場合は「購入申込」を辞退しましょう、キャンセル時のペナルティ等の罰則はありません。

楽天証券は主幹事を務めることや割当株数が少ないので当選しにくい証券会社と言えます。

ところが後期型IPO抽選なので、前期型を採用している証券会社の抽選終了後に資金を移動させて申し込めば資金効率アップが図れます。

同一資金で2つの証券会社のIPOに申し込むわけですね。

このように資金をフルに活かして数多くのIPOに申し込んで当選を目指しましょう!

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