野村證券のIPOルール~資金不要で抽選参加可能

日本最大の口座数を誇っていた野村證券ですが、2020年にネット証券最大手のSBI証券に抜き去られました。

すでに野村證券の口座を開設してる人も多いともいますが、ここでは野村證券のIPOルールを分かりやすく紹介していきたいと思います。

野村證券のIPOと言えば資金不要で申し込めるのが大きな特徴ですが、その他のルールはどの様になっているのでしょうか?

\野村證券のIPOルール/

主幹事実績(2020年) 22件
申し込める口数 1口座1単元
同資金重複申込 資金不要
抽選方法と配分割合 完全平等抽選 10%以上
BB時の買付余力
不要
資金拘束のタイミング 購入申込時
抽選発表時間 公募価格決定日の18:00以降
抽選結果 当選・補欠・落選
NISA口座買付
当選辞退のペナルティ なし
口座開設数 533万口座
即時入金 三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
ゆうちょ銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
スルガ銀行
PayPay銀行
楽天銀行
セブン銀行

野村證券の主幹事/幹事実績

野村證券のIPOの特徴として引受幹事数はそれほど多くないのですが、主幹事を任される確率が大変高い事です。

ここ3年では引受幹事数の約半数以上で主幹事を務めており、より当選確率が高くなっています。

2020年 2019年 2018年
引受幹事数
()は主幹事数
41社(22) 35社(17) 37社(23)

IPOルール【ブックビルディング編】

申し込める口数は1銘柄1単元

野村證券ではIPO抽選参加時の申込株数は基本的に1口座1単元(100株)です、なので複数当選するという事はありません。

ただし想定発行価格が10万円に満たない場合は取得代金見込額が10万円以上となる最小の申込株数が申込株数となります。

想定発行価格10万円未満時の申込株数
  • 想定価格400円⇒300株
  • 想定価格800円⇒200株
200株当選もあり得る訳ね。

ただし複数口がセットになるという事は、その分当選確率が下がる事になります。

ブックビルディング時の前受金は必要なし

野村證券でIPO抽選に参加する最大のメリットはブックビルディング(需要申告)時に前受金が不要な事です。

資金不要で抽選に参加できるので、野村證券の口座を開設していれば誰でも申し込めます

滅茶苦茶お得ですね~。

裏を返せば530万人の顧客がノーリスクで抽選に参加できるので、IPO抽選時の倍率がとんでもない事になり当選しにくくなります。

同一資金での重複申し込みが可能

野村證券ではIPO抽選参加に前受金は必要ないので他銘柄への重複申込も当選OKです。

0円ですからね~。

IPOルール【抽選編】

個人投資家への抽選配分は10%以上

野村證券ではオンラインサービスからの抽選配分は10%以上となっています、残りの約90%は裁量配分(優良顧客に配られる)へ回ります。

例えば2020年10月28日に上場された「プレミアアンチエイジング(4934)」では野村證券が主幹事を務めましたが、割り当てられた2,467,600株の内約10%の246,700株がオンライン抽選に回る訳ですね。

この10%分で平等抽選が行われますが、抽選方法は厳正に機械的処理で行われます。

う~ん、たったの10%か…。

店舗型の証券会社は大体10~15%の配分になっています。※抽選配分が高い証券会社にはネット証券があります。

抽選配分が100%の証券会社
  • マネックス証券
  • 岡三オンライン証券
  • 楽天証券
  • auカブコム証券
  • ライブスター証券
  • DMM株

抽選発表時間と抽選結果

抽選発表時間

IPOの抽選結果は公募・売出価格決定日の18:00~21:00までにホームページ上の「IPO/PO銘柄一覧」画面で公表されます。

また翌営業日の朝6:00に抽選結果の連絡メールが届きます。

抽選結果は「当選・補欠当選・落選」

抽選結果は「当選・補欠当選・落選」の3通りで「当選・補欠当選」者は「購入申込」もしくは「購入辞退」の意思表示を行う必要があります。

IPO抽選結果パターン
  • 当選
  • 補欠当選
  • 落選

ちなみに「購入申込」もしくは「購入辞退」は必ず野村證券のホームページから行う必要があります、電話での申込や辞退は一切受け付けていないそうです。

WEBから申し込みと、メモメモ。

当選株はNISA口座で購入申込が可能

野村證券でNISA口座を開設している場合はIPOの当選・補欠当選時にNISA預りを指定して購入申込を行う事が出来ます。

NISAはOKね。

NISA枠を利用する事で年間120万円までの譲渡益が非課税になります、もちろんIPOで得た利益も非課税になります。

\IPO初値売り売却益が20万円の場合/
口座区分 課税率 支払う税金
特定・一般口座 所得税15.315% 住民税5% ※復興特別税を含む 4万630円
NISA口座 非課税 0円

当選辞退のペナルティなし

野村證券のIPOで当選した場合に購入を辞退してもペナルティ等の罰則は基本的にありません。※購入申込忘れの場合も同じ。

ペナルティが無いのでとりあえず全てのIPOに申し込んで、当選した場合に購入するか辞退するかを選択する方法もありですね。

注意点として購入申込を辞退した場合は後から取消が出来ないのでよく考えてから辞退しましょう。

1発勝負ですね!

資金拘束・解放のタイミング

野村證券でIPOに当選した場合は「購入代金の入金」⇒「購入申込」という流れになります。

なので資金が拘束されるのは「購入申込時」になります。※「補欠当選」の場合でも購入申込時に資金が拘束されます。

ちなみに補欠抽選はオンライン購入申込期間の最終日に行われ、繰り上げ当選した場合は同日の21:00までに「繰上当選」と表示されます。

また落選した場合は翌日に「繰上当選なし」と表示されます。

野村證券の手数料

現物株式売買手数料

野村證券の現物株式売買手数料は1約定毎にその都度手数料を支払うスタイルです。

\オンラインサービス手数料/

現物取引オンラインサービス手数料
1注文の約定代金 手数料(税込)
~10万円 152円
~30万円 330円
~50万円 524円
~100万円 1,048円
~200万円 2,095円
~300万円 3,143円
~500万円 5,238円
~1,000万円 10,476円
~2,000万円 20,952円
~3,000万円 31,429円
~5,000万円 41,905円
5,000万円超 一律78,571円

ちなみにIPOに当選した場合は購入手数料は無料ですが、売却時には手数料を支払う必要があります。

入金手数料

野村證券では入金方法は以下の4種類です。

野村證券の入金方法
  • あんしん振替(振込手数料無料)
  • Web入金(振込手数料無料)
  • 銀行振込(3,000円以上振込手数料無料)
  • ATM(振込手数料無料)

あんしん振替

登録金融機関から野村證券の口座に手数料無料でリアルタイム入金が可能です。※「あんしん振替契約」申込が必要です。

\提携金融機関/
三菱UFJ銀行/三井住友銀行/みずほ銀行/りそな銀行/ゆうちょ銀行/阿波銀行/池田泉州銀行/京都銀行/群馬銀行/埼玉りそな銀行/山陰合同銀行/滋賀銀行/七十七銀行/十六銀行/常陽銀行/千葉銀行/中国銀行/西日本シティ銀行/百五銀行/百十四銀行/福岡銀行/北洋銀行/横浜銀行

\利用可能時間帯/

利用可能時間帯 入金日
入金指示(あんしん振替) 平日 7:30 ~ 21:00 当日(即時)

※システムメンテナンス中は利用不可。
※千葉銀行の場合は毎週月曜日7:30~8:00は利用不可。

Web入金

野村證券のオンラインサービスから提携金融機関のインターネットバンキングサービスを利用して振込手数料無料でリアルタイム入金が可能です。

\利用可能時間/

金融機関・サービス名 利用可能時間
三菱UFJ銀行
三菱UFJダイレクト ネット振込(EDI)
06:00~25:30
三井住友銀行
SMBCダイレクト ウェブ振込サービス
06:00~25:30
みずほ銀行
みずほダイレクト ネット振込決済サービス
06:00~25:30
ゆうちょ銀行
連動振替決済サービス
06:00~23:50
24:05~25:30
りそな銀行
ネット振込サービス
06:00~25:30
埼玉りそな銀行
ネット振込サービス
06:00~25:30
スルガ銀行
ネット振込決済サービス
06:00~23:50
24:05~25:30
PayPay銀行
リンク決済サービス
06:00~25:30
楽天銀行
かんたん決済プラスサービス
06:00~25:30
セブン銀行
ネット決済サービス
06:00~25:30

※システムメンテナンス中は利用不可。

銀行振込

ATMや金融機関の窓口などから野村證券の銀行口座へ振込を行う方法です。※振込先は取引店により異なります。

振込金額が3,000円以上の場合は野村證券が振込手数料を負担してくれます。※振込後取引店へ連絡が必要です。

ATM

野村カードを使って野村證券のATMや銀行・コンビニの提携ATMで振込手数料無料で入金する方法です。

\利用可能なATM/
セブン銀行ATM/ローソン銀行・イーネットATM/ゆうちょ銀行・郵便局/三井住友銀行

\利用可能時間/

平日 8:00~21:00
土日祝日 9:00~18:00・19:00
※ATMの種類によって終了時間に違いあり

出金手数料

野村證券の口座から出金する方法は以下の2点です。

野村證券の出金方法
  • 銀行振込(振込手数料無料)
  • ATM(振込手数料無料または110円)

銀行振込

予め登録している金融機関宛に翌営業日付で手数料無料で振り込む事が出来ます。

\ゆうちょ銀行以外の場合/

申込時間・曜日 振込日(※1)
平日6:00~17:00 翌営業日午前中
平日17:00~21:00 翌営業日
休日(土・日・祝)
6:00~21:00
翌営業日

※振込先口座への着金時間は金融機関により異なります。

\ゆうちょ銀行の場合/

申込時間・曜日 振込日
全日6:00~21:00 翌営業日

ATM

野村カードを使って全国の銀行やコンビニエンスストアの提携ATMから出金する方法です。

\利用可能なATM/
セブン銀行ATM/ローソン銀行・イーネットATM/ゆうちょ銀行・郵便局/三井住友銀行/三菱UFJ銀行/みずほ銀行/りそな銀行/埼玉りそな銀行/イオン銀行

\利用可能時間/

平日 8:00~21:00
土日祝日 9:00~17:00・18:00・19:00
※ATMの種類によって終了時間に違いあり
※日曜・祝日は利用できないATMあり

\出金手数料(税込)/

◆ セブン銀行ATM 無料
◆ その他ATM 110円

野村證券のIPOは当たらない?

野村證券はIPOの取り扱いも多く主幹事を任される回数も多いので、IPOで当選する為には必ず口座を開設しておきたい証券会社1つです。

野村證券で実際に当選する確率はどれくらいなのかな?

2020年時点での野村證券の口座開設数は530万とされていますが、この530万口座の内の10分の1がIPOに申し込んだ場合の当選確率を計算してみました。

2020年10月28日に上場された「プレミアアンチエイジング(4934)」で主幹事を務めた時のオンラインサービスでの当選本数が2,467本でした。

この2,467本を53万で割ると当選確率は0.465%となります、1,000人に4~5人が当選する確率ですね。

気が遠くなりそうな数字ですね(笑)。

野村證券IPOが当選しにくい理由
  • 口座開設数が530万と非常に多いので必然的に申込者数が多くなり当選確率が下がる
  • 前受金が必要ないので申込者数が多くなり当選確率が下がる

まとめ

ここでは野村證券のIPOルールを上げていきましたが、最大のメリットは前受金が不要な事です。

主幹事を多く任される証券会社の中で資金なしで抽選に申し込めるのは野村證券だけです。

当選辞退時のペナルティもないので、とりあえず全てのIPOに申し込んで当選したら「購入」「辞退」を選択する方法も可能です。

なのでIPOで稼ぐためには必ず口座を開設しておきたい証券会社です。

\必ず口座を開設しておきたい5大証券会社/

IPOで必ず口座開設しておきたい当選確率の高い証券会社5社IPOで必ず口座開設しておきたい当選確率の高い証券会社5社

野村證券でIPO抽選に参加する上での唯一のデメリットは、口座開設数が530万と非常に多く前受金が不要なので競争率が激しくなる事です。

ワタシの場合は2019年から本格的にIPO抽選に参加していますが、野村證券では補欠当選すら当たりません(笑)。※家族は1回当選しています。

毎回欠かさずにIPOに参加していればその内に当選しますよ。

野村證券IPOルールまとめ
  • 抽選配分は10%以上の完全平等抽選
  • ブックビルディング時の前受金は必要なし
  • 資金拘束のタイミングは購入申込時
  • 当選株をNISA口座で買い付け可能
  • 「当選・補欠当選」辞退時にペナルティなし
  • 振込手数料が無料の即時入金に10銀行対応
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IPO取扱あり

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