マネックス証券のIPOルール【100%完全平等抽選で当選チャンスあり!】

ここでは「マネックス証券」のIPOルールや幹事実績・取引手数料などを紹介していきたいと思います。

マネックス証券は主幹事実績こそありませんが、近年ではIPOの引受幹事数は全体の約半分ほどの割合を占めており是非口座を開設しておきたい証券会社の1つです。

またマネックス証券では申込口数に関係なく抽選が公平に行われる100%完全平等抽選なので、資金の有無に関わらず平等に当選する可能性があります。

\マネックス証券のIPOルール/

主幹事実績(2021年) 1件
申し込める口数 複数口申込可
同資金重複申込 不可
抽選方法と配分割合 完全平等抽選 100%
BB時の買付余力
必要
資金拘束のタイミング BB申込時
抽選結果 当選・補欠当選・落選
抽選結果発表時間 抽選日の18:00以降
NISA口座買付
当選辞退のペナルティ なし
口座開設数 約192万
即時入金
PayPay銀行
楽天銀行
みずほ証券
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
ゆうちょ銀行
ソニー銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
住信SBIネット銀行
イオン銀行
auじぶん銀行
香川銀行
静岡銀行
荘内銀行
北都銀行

※記事内の価格はすべて税込価格です。

マネックス証券の主幹事/幹事実績

マネックス証券の主幹事/幹事実績

マネックス証券ではここ近年はIPO全体の約半数で幹事を務めており、IPO投資においては欠かせない証券会社となっています。

2件に1件は割り当てがあるのね。

ただし主幹事実績は2017年のマネーフォワード(3994)以来ありません、この辺りが少しデメリットと言えますね。

追記:2021年にスローガン(9253)の主幹事を務めました。

2021年 2020年 2019年
引受幹事数
()は主幹事数
65社(1) 50社(0) 45社(0)

IPOルール【ブックビルディング編】

IPOルール【ブックビルディング編】

申し込める口数は複数可能だが当選するのは100株のみ

マネックス証券のブックビルディングでは1口座で複数口の申し込みが可能ですが、当選するのは100株のみとなります。

お客様ごとに一つの乱数(抽選権)を付与した上で抽選を行い、当選者に対し1単
位ずつ配分いたします。したがいまして、同じお客様が2単位以上当選(配分)することはありません。
出典:募集等に係る株券等のお客様への配分に係る基本方針(マネックス証券)

基本的に100株申し込んでも500株申し込んでも当選する確率は同じです、なので申込みは最低株数の100株でOKです。

MEMO

マネックス証券の配分数よりも申込者数の方が少ない場合は複数株が当選する可能性があります。

ブックビルディング(需要申告)時に前受金が必要

マネックス証券ではIPOのブックビルディングへ参加する場合に前受金が必要です、なので忘れずに入金を済ませておきましょう。

ちなみにブックビルディングの最終日は申込期限が11:00までとなっているので注意が必要です。

同一資金での重複申し込みは不可

マネックス証券ではブックビルディング時に資金の拘束を受けるので同一資金での複数の銘柄への申し込みはNGとなっています。

以下の場合では15万円+20万円の合計35万円の前受金が必要になります。

A社 15万円
B社 20万円

資金の準備に苦労しますね。

抽選配分は100%

マネックス証券は割り当てられたIPO株数をすべての抽選参加者へ回します、なので抽選配分は100%です。

例えば当選本数が1,000本だとすると抽選配分が10%の証券会社なら100本しか抽選に回しませんが、マネックス証券だと100%の1,000本が抽選に回ります。

これは頼もしいですね。

抽選方法は完全平等抽選

マネックス証券では抽選方法は完全平等抽選を採用しており、保有資産や申込株数に関係なく当選する確率は同じです。

顧客は皆平等ですね。

ちなみに抽選はコンピューターによる無作為抽選方式で行われます。

IPOルール【抽選編】

IPOルール【抽選編】

抽選発表時間と抽選結果

抽選発表時間

マネックス証券のIPO抽選結果はブックビルディング最終日の翌営業日(抽選日)の18:00以降にホームページ上で確認できます。

マネックス証券トップページから「株式取引」⇒「新規公開株(IPO)」⇒「抽選の状況確認・購入」と進むと需要申告・購入申込状況が記載されているので、申告した銘柄の「状態」を確認しましょう。

※アプリからは「メニュー」⇒「株式取引」⇒「新規公開株(IPO)/公募・売出株(PO)」⇒「抽選の状況確認・購入」と進みます。

抽選結果は3種類

抽選結果は「当選」「補欠当選」「落選」の3通りになります。

当選 購入申込可能
補欠当選 購入申込可能だが当選辞退があった場合に繰上当選する
落選 購入不可

「当選」となった場合は必ず購入申込を行いましょう、もし購入し忘れると「当選辞退」扱いとなってしまいます。

「補欠当選」の場合は購入申込を行うと資金が拘束されてしまうので、他のIPO銘柄や資金との兼ね合いで申し込むかどうかを判断する必要があります。

「補欠当選」は繰り上がる確率は低いからな~。

「NISA」「ジュニアNISA」でIPO抽選に参加可能

マネックス証券では「NISA」「ジュニアNISA」「未成年口座」からIPOの抽選に参加できます。

NISA枠を利用する事で年間120万円までの譲渡益が非課税になります、もちろんIPOで得た利益も非課税になります。

\IPO初値売り売却益が20万円の場合/

口座区分 課税率 支払う税金
特定・一般口座 所得税15.315%
住民税5%
※復興特別税を含む
4万630円
NISA口座 非課税 0円

当選辞退のペナルティは無し

マネックス証券ではIPO当選後に購入を辞退してもペナルティ等はありません、なので公募割れが予想される銘柄に当選したとしても辞退する事も出来ます。

そもそも当選すらしないのですが…。

資金拘束・解放のタイミング

マネックス証券ではIPOのブックビルディング申込時に資金が拘束され、落選した場合は即時に解放されます。

「当選」「補欠当選」した場合は資金の拘束が続きますが、購入辞退を行う事で即時に解放されます。

ちにみに「補欠当選」の購入申込を行って繰上当選しなかった場合は購入申込期間最終日の補欠抽選後に資金が解放されます。

マネックス証券の手数料

マネックス証券の手数料

マネックス証券の現物株式の売買手数料は1取引毎と1日定額の2つのコースが用意されています。

マネックス証券の手数料プラン
  • 取引毎手数料コース
  • 一日定額手数料コース

取引毎手数料コース

1回の注文の約定代金に対して手数料が計算されるコースです。

現物取引
1注文の約定金額 手数料
~5万円以下 55円
5万円~10万円以下 99円
10万円~20万円以下 115円
20万円~50万円以下 275円
50万円~100万円以下 535円
100万円~150万円 640円
150万円~3,000万円 1,013円
3,000万円超 1,070円

一日定額手数料コース

1日に約定した合計金額に対して手数料が計算されるコースです。

1日の約定金額合計 手数料
100万円まで 550円
100万円超
以降、300万円ごと
2,750円
月間利用ボックス数21回目からは2,475円
月間利用ボックス数121回目からは1,815円
※ボックス=1日の売買のうち、約定金額300万円ごとの売買。

IPO投資の場合は初値のほとんどが50万円以下なので、1回の注文の約定代金に対して手数料が計算される「取引毎手数料コース」にしておくのがベストですね。

クイック(即時)入金は17銀行に対応

クイック(即時)入金は17銀行に対応

マネックス証券では入金がリアルタイムで反映される「クイック(即時)入金」が17の銀行に対応しているので、資金をスムーズに移動させることが可能です。※入金手数料無料。

\即時入金サービス対応銀行/
PayPay銀行/楽天銀行/みずほ証券/三菱UFJ銀行/三井住友銀行/ゆうちょ銀行/ソニー銀行/りそな銀行/埼玉りそな銀行/住信SBIネット銀行/イオン銀行/auじぶん銀行/香川銀行/静岡銀行/荘内銀行/北都銀行/新生銀行

まとめ

マネックス証券では当選する株数が100株の「完全平等抽選」制を採用しているので、保有資産が多い顧客も少ない顧客も皆当選確率は同じです。

また抽選配分が100%となっているので多くの顧客に当選のチャンスがある証券会社と言えます。

ただし主幹事を務めない事や同一資金での複数の銘柄への申し込みが出来ないなどのデメリットもあるので、あまり使い勝手の良い証券会社とは言い辛いです。

主幹事を務めないのは痛いですね~。

それでも年間を通して約半数の幹事実績があるので「当たればラッキー」くらい気楽な気持ちで申し込みを行いましょう。

マネックス証券IPOルールまとめ
  • 抽選配分は100%の完全平等抽選
  • ブックビルディング時に資前受金が必要
  • 同一資金での重複申し込みは不可
  • 当選銘柄は「NISA」「ジュニアNISA」口座で買付可能
  • 「当選」辞退時にペナルティなし
  • 振込手数料が無料の即時入金に16銀行対応
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IPO取扱あり

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