ここではWagyuSwapでステーキング・ファーミングする方法を紹介していきたいと思います。
WagyuSwapはPancakeSwap(パンケーキスワップ)と外観が良く似ているDEX(分散型取引所)です。
なのでPancakeSwapで取引を行った事がある場合などは比較的簡単にステーキングやファーミングが出来ると思います。
仮想通貨の取り引きには価格変動や流動性低下・盗難・DEXや取引所の経営破綻などのリスクがあります。
当記事に基づいて仮想通貨の取り引きを行い損失が出た場合は当サイトは一切その責任を負いません、自己責任のもと取引を行って下さい。
ステーキング・ファーミングに必要なもの
WagyuSwapでステーキングやファーミングを行う訳ですが、準備する物が多数あります。
- 国内の仮想通貨取引所
- 海外の仮想通貨取引所
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)
- MetaMask(メタマスク)
- VELAS WALLET
国内の仮想通貨取引所
最初に国内の仮想通貨取引所で口座を開設してビットコインを購入する必要があります、有名どころでは以下の取引所があります。
Coincheck(コインチェック) GMOコイン DMMビットコイン |
この中では取引所でスプレッドなしでビットコインを購入する事が出来て送金手数料が無料のGMOコインがおすすめです。
ちなみにポイントサイトを経由してGMOコインの口座を開設するとポイントが貯まるのでお得です。
海外の仮想通貨取引所
国内の仮想通貨取引所でビットコインを購入した後は海外の仮想通貨取引所へ送金を行う必要があります。
海外の仮想通貨取引所でおすすめはBinance(バイナンス)という取引所です、バイナンスはユーザー数・月間取引高で世界有数の規模がある仮想通貨の取引所になります。
バイナンスは取引通貨も豊富で取引手数料も0.1%と割安(BNB払いの場合は0.05%)ので海外で仮想通貨の取り引きを行う場合は必ず開設しておきましょう。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とはBSC(バイナンススマートチェーン)というプラートフォームを利用しているDEX(分散型取引所)になります。
このPancakeSwapはDEX(分散型取引所)の1つなので特定の取引を行う場所が存在せず、投資家同士で取引を行うスタイルになります。
またPancakeSwapは独自のトークンCakeでステーキングやファーミングを行う事も可能です。
MetaMask(メタマスク)
MetaMask(メタマスク)はイーサリアム系の仮想通貨やNFTを保管するためのウォレットになります。
MetaMask(メタマスク)ではdApps(分散型アプリケーション)・ブロックチューンゲーム・DEX(分散型取引所)などと連携できるのも大きな特徴です。
MetaMaskはGoogle Chromeの拡張機能としてインストールする事が出来ます。※スマホの場合はアプリをインストール。
VELAS WALLET
BSCネットワークからVELASネットワークへブリッジを行う為に必要なウオレットになります。
WagyuSwapでステーキング・ファーミングする方法
基本的にWagyuSwapでステーキング・ファーミングするには「VLX」というトークン(仮想通貨)が必要になります。
残念ながら国内の仮想通貨取引所では「VLX」は購入できません、PancakeSwap(パンケーキスワップ)で購入していく流れになります。
国内仮想通貨取引所でビットコインを購入
最初に国内の仮想通貨取引所でビットコインを購入していきますが、バイナンスへ送金する必要があるので送金手数料が無料の取引所で購入するのがベストです。
ワタシの場合はGMOコインを利用しています、GMOコインの取引所でビットコインを差値注文すると取引手数料が無料で送金手数料もかからないのでお勧めです。
またビットコインの送金にかかる時間も5~10分くらいなので翌日まで待たされるといった事はありません。
GMOコインにログイン後に「取引所」欄の「現物取引」を選択してビットコインを差値で購入しましょう。
入力箇所 差値 買 取引数量 差値 注文レート |
最後に「確認画面」をクリックすると確認のダイアログが表示されるので発注を行い、約定するまで待ちましょう。
約定したかどうかは「取引履歴」から確認する事が出来ます。

ビットコインをBinance(バイナンス)へ送金
「入出金」欄の「暗号通貨」をクリックすると「暗号資産預入・送付」ページが表示されるので「ビットコイン」⇒「送付」と進みます。
ここでバイナンスの送金アドレスを宛先に登録していく事になります.
アドレスの確認方法はバイナンスにログインしてページ右上の人物マークから「ウォレット」⇒「フィアットと現物」と進んで「BTC」欄の「入金」をクリックするとアドレス欄に記載されています。
※「ネットワーク」は「BTC」を選択してください。
GMOコインの送金ページで必要カ所を入力して「確認画面へ」をクリックして確認を行った後に送金を実行します。※初めての送金する場合は予め宛先を登録しておく必要があります。
GMOコインの送金ページ入力箇所 バイナンスにチェック 送付可能額 SMSコード |
ちなみに初めてバイナンスに送金する場合は少額(0.0001BTC)を送金して無事着金されるかテストを行いましょう。※この場合は最初にGMOコインで0.0001BTCだけを購入してバイナンスに送ります。
「BTC」を「BNB」にコンバート
バイナンストップページの「トレード」から「コンバート」に進んで「BTC」から「BNB」にコンバートを行いましょう。
「BNB」をMetaMask(メタマスク)へ送金
ここからは「BTC」からコンバートされた「BNB」をMetaMask(メタマスク)へ送金していきます。
「フィアットと現物」の「BNB」の欄の「出金」をクリックして「アドレス」欄にメタマスクの送金アドレスを入力します。
ちなみにメタマスクの送金アドレスは「Account」の下に記載されています。
「BNB」を「VLX」へコンバート
PancakeSwapにMetaMask(メタマスク)を接続して先ほどバイナンスから送金した「BNB」を「VLX」へコンバートしていきます。※ここでは「BNB」を少額残しておいて下さい。
ちなみに交換先に「VLX」が見つからない場合はコントラクトアドレス(0xe9c803f48dffe50180bd5b01dc04da939e3445fc)を追加すればOKです。
この様にMetaMask(メタマスク)のBSCネットワークに「VLX」トークンが追加されればOKです。※メタマスク内に「VLX」がない場合は「Import Tokens」からコントラクトアドレスを追加して下さい。
MetaMask(メタマスク)にVELASネットワークを追加
WagyuSwapはVELASチェーンのDEXなのでMetaMask(メタマスク)にVELASネットワークを追加する必要があります。
カスタムRPCをクリックして以下情報を入力して下さい。
ネットワーク名 | Velas |
---|---|
新規 RPC URL | https://evmexplorer.velas.com/rpc |
チェーン ID | 106 |
通貨記号 (オプション) | VLX |
ブロック エクスプローラーの URL (オプション) | https://evmexplorer.velas.com |
最後に「保存」をクリックすればVELASネットワークの追加完了です。
VELAS WALLETを作成
BSCネットワーク上の「VLX」をVELASネットワーク上にブリッジしてやる為にVELAS WALLETを作成する必要があります。
VELAS WALLETは日本語に非対応なので言語でEnglishを選択して登録を行って下さい。
ちなみに登録には24のシーフレーズを印刷等で保管して手元に残しておく必要があります。
VELAS WALLETの作成が終わったら今度はウォレットに「Velas Bep-20」という項目を作成していきます。
最初にウォレットの検索ボックス横のをクリックします。
ウォレット一覧が表示されるので下へスクロールしていき「BSC NETWORK」欄の「Velas Bep-20」右の⊕ボタンを押して追加します。
こんな感じで「Velas Bep-20」と「Binance Coin」の2つの項目が追加されました。
「VLX」「BNB」をVELAS WALLETへ送金
先ほど作成した「Velas Bep-20」と「Binance Coin」へMetaMask(メタマスク)から「VLX」と「BNB」をそれぞれ送金します。
送金アドレスは「RECEIVE」をクリックすると表示されます。
ちなみに「BNB」はブリッジのガス代に利用するので少額でOKです。
「VLX」のブリッジ
ここでは「Velas Bep-20」から「Velas EVN」へブリッジを行っていきます、最初に「Velas Bep-20」の項目から「SWAP」をクリックします。
ブリッジ先に「VELAS EVM(VLX)」となっているのを確認して「use max」を押して最後に「SWAP」⇒「CONFIRM」と進みます。
「VLX」をMetaMask(メタマスク)へ送金
「Velas EVN」へブリッジを行った「VLX」をMetaMask(メタマスク)へ送金してやります。
メタマスクから入金する場合は「RECEIVE」でしたが、メタマスクへ送金する場合は「SEND」をクリックします。
「To」欄にメタマスクのアドレスを貼りつけ(sift+V)て「use max」を押して「SEND」⇒「CONFIRM」と実行していきましょう。
WagyuSwapでステーキング・ファーミングを行う
メタマスクのVelasネットワークに「VLX」が送られてきたので、後はメタマスクをWagyuSwapに接続してステーキングやファーミングを行っていきましょう。
ステーキング
WagyuSwaでステーキングを行う場合は「WAG」というコインが必要なので「VLX」から「WAG」にコンバートを行います。
「Trade」⇒「Exchange」と進み交換する「VLX」の数量を入力して「WAG」にコンバートを行います。
「Pools」に移動して「Details」をクリックすると詳細が開くので「Enable」を押して有効化を行います。
すると「Enable」が「Stake」に代わるのでクリックしてステーキングを行う数量を入力して「Confirm」をクリックしてメタマスクで確認するとステーキングの完了です。
ファーミング
ファーミングを行う場合は「VLX」と「WAG」を1対1の比率で流動性プールに供給する必要があります。
「Trade」⇒「Liquidity」と進み「Add Liquidity」をクリックして「VLX」と「WAG」をセットします。※ガス代に「VLX」が必要なので「WAG」の方をMAXにしておきましょう。
「Supply」⇒「Confirm Supply」と進みメタマスクで確認するとLPトークンがウォレットに追加されます。
WagyuSwapから「Farms」と進み「VLX_WAG」項目で「Enable」を押して有効化を行うと「Stake LP」に変更されるのでクリックしてLPトークンを預けましょう。
最後に「Confirm」をクリックしてメタマスクで確認を行えばファーミングの完了です。
まとめ
WagyuSwapでステーキングやファーミングを行う場合は「VLX」という仮想通貨が必要です。
「VLX」はパンケーキスワップで買う事が出来るのですが、VELAS WALLETを使ってBSCチェーンからVELASチェーンへブリッジを行う方法が少し複雑になってきます。
ブリッジのやり方をマスターすれば難なくステーキングやファーミングが出来るので、興味のある方は自己責任で行って下さい。