ここではOlympusDAO(OHM)というトークン(仮想通貨)をステーキングしてみたので、そのやり方やかかった費用などを書き記していきたいと思います。
OlympusDAOではAPYは何と7,000%ほど(2021年11月時点)と、かなりの利回りになっており詐欺じゃないかと疑ってしまうレベルです。
実際にOlympusDAO(OHM)をステーキングする場合は自己責任でお願いします。
ステーキングにはOHMという仮想通貨が必要なので最初にOHMを購入していきましょう。
OHMを購入する方法は海外の仮想通貨取引所で買う方法とUniswapなどのDEXで買う方法の2通りあると思います。
- 海外の仮想通貨取引所で購入
- UniswapなどのDEXでトレード
メタマスクにETH(イーサリアム)があればUniswapでOHMに交換する方法が一番簡単ですが、ガス代(手数料)がかなりかかります。
なのでワタシは海外の仮想通貨取引所で購入する方法を選択しました、手順は以下の通りになります。
- 国内仮想通貨取引所(GMOコイン)
- 海外仮想通貨取引所(BitGet)
- メタマスク
仮想通貨の取り引きには価格変動や流動性低下・盗難・DEXや取引所の経営破綻などのリスクがあります。
当記事に基づいて仮想通貨の取り引きを行い損失が出た場合は当サイトは一切その責任を負いません、自己責任のもと取引を行って下さい。
見たい場所へGo!
BTCの購入
まず初めに国内の仮想通貨取引所でBTC(ビットコイン)を購入する必要がありますが、出金手数料が無料で15分ほどで送金可能なGMOコインがおすすめです。
こちらの取引所で指値で購入すれば手数料を取られる事無くBTC(ビットコイン)が手に入ります。
GMOコインの取引所で仮想通貨のBTC(ビットコイン)を購入する方法OHMのステーキングにはガス代としてETH(イーサリアム)が必要になるので、予めGMOコインで購入してメタマスクへ送っておきましょう。
BitGetへBTCを送金
OHMが買える海外の仮想通貨取引所はたくさんあるのですが、その中でOHMの送金手数料が安かったのがBitgetです。
BitGetで入金アドレスの確認
BitGetへログインしてページ右側のメニューから「人物マーク」⇒「資産」と進み「BTC」欄の「入金」をクリックします。
「入金アドレス」欄に記載されているアドレスをコピーしてやればOKですが注意点が2つあります。
BTC以外の通貨を入金した場合は回収できない 0.001未満のBTCを入金した場合は入金されずに返金されない |
GMOコインからBTCを送金
GMOコインにログインして「入出金」欄の「暗号資産」⇒「BTC」⇒「送付」と進み「宛先の選択」でBitGetの入金アドレスを選択します。
初めての宛先に送金を行う場合は最初に宛先を追加する必要があります。
あとは送付数量を入力してSMS認証を行えば送金完了です。
BitGetでOHMを購入
BitGetへ送金したBTC(ビットコイン)でOHMを購入していく訳ですが、BTCでOHMは購入できないので一度USDTに替えてからOHMを購入する必要があります。
BTCでUSDTを購入する
BitGetトップページから「現物」をクリックすると取引ページが表示されるので、初めにBTC/USDTの取引(BTCを売ってUSDTを買う)を行いましょう。
USDTでOHMを購入する
次に手に入れたUSDTでOHM/USDTの取引(USDTを売ってOHMを買う)を行います。
メタマスクへOHMを送金
購入したOHMをメタマスクへ送金してやります、BitGetトップページの人物マーク⇒「資産」と進むと先ほど購入したOHMがあるので右端の「出金」をクリックします。
「出金先アドレス」はメタマスクのウォレットアドレスを入力して「量」は送金するOHMの数量を記入します、ちなみに送金時の注意点は以下の2点です。
送金手数料として0.035OHMが必要 最低出金額は0.07OHM |
最後に「送信」をクリックすると送信が完了します。
OlympusDAOでOHMをステーキング
最初にOlympusDAOの公式ページへアクセスを行います。
ページ中央の「Connnect Wallet」をクリックしてメタマスクに接続を行いましょう。
この様な画面に切り替わればOKです、ちなみに現時点(2021年11月28日)でのAPYは7,216.8%となっています。
Google ChromeやFirefoxの場合はマウスを右クリックして「日本語に翻訳」を選択すると日本語に翻訳してくれます。
初めてOHMをステーキングする場合は承認する必要があります、英語では「Approve」ですね。
この承認にはガス代としてイーサリアムが必要になりますが、ワタシの場合では12ドルも取られました。
続いてステーキングするOHMの数量を入力(全量ステーキングする場合は「マックス」をクリック)して「ステークOHM」をクリックしましょう。
「ステーキングバランス」にステークした数量が表示されていればステーキングの完了です、ちなみに43ドルのガス代がかかりました(笑)。
次のリベースまで | 次の報酬が支払われるまでの時間 |
---|---|
ステーキングバランス | ステーキング数量 |
次の報酬額 | 次に配布される報酬額 |
次の報酬利回り | 次に配布される報酬利回り |
ROI(5日間のレート) | 5日間の報酬利回り |
「ステーキングバランス」というのがステークしたOHMトークンの数量で、これに報酬が加算されていきます。
「次のリベースまで」というのが次の報酬が支払われるまでの時間になります、どうやら8時間ごとに1日3回支払われるみたいですね。
「次の報酬額」「次の報酬利回り」は次に支払われる報酬とその報酬率になります。
「ROI(5日間のレート)」というのは5日間の報酬利回りになります、約6%(2021年11月28日時点)という事で100万円ステーキングすると5日で6万円増える計算ですね。
ただしステーキングする人数が今後増えていった場合はAPYは下がるので当然ROIも下がってきます。
OHMステーキングにかかった費用やガス代など
OHMステーキングのAPYは7,000%台(2,021年11月時点)と驚異の数値になりますが、イーサリアムチェーンなのでガス代がかなりかかります。
あまり少額をステーキングすると手数料ばかり取られるのである程度まとまった金額をステークスる方が良いかと思われます。
ワタシの場合は試しに1万円ステーキングしましたが同じくらいの費用がかかってしまいました(笑)。
メタマスクへのOHM送金手数料 | 0.035OMH(約2,920円) |
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ステーキングの承認のためのガス代 | 0.002914ETH(約1,320円) |
ステーキング時のガス代 | 0.010608ETH(約4,920円) |
合計手数料 | およそ9,160円 |
またステーキングを解除する場合におよそ5,000~7,000円とBitgetへ送り返すのにも3,000円ほどのガス代が必要なので1か月程度でアンステークした場合は赤字になってしまいますね。
今の段階のAPYを1年間維持した場合は70万円になりますが、これからステーキングする人が増えてきた場合に必ずAPYが下がってくると思います。
また運営が預けた資金を持ち逃げした場合には1円も返ってこない可能性もあります、なのでしばらくは様子を見ていく必要がありますね。
※ここではOHMのステーキング方法を紹介しましたが、ステーキングはあくまでも自己責任で行いましょう。
※当サイトの記事の内容に従ってOHMをステーキングして損失が出た場合は一切責任は持ちません。
2021年12月追記
ワタシも良く分からないのですが最近報酬がストップしたままなので原因を調べてみると、どうやらV1からV2に移行する必要があるとの事です。
公式V2移行について
移行前とさほど変わらない感じになりますがこれで何とか報酬が貰えるようになりました、ちなみに移行するだけで35ドルも取られてしまいました(笑)。
OHMがステーキング開始時よりも約半分ほどの金額になっておりガス代も高額なので現在では完全に赤字になります。
しばらくガチホして資産がどれくらい増えているのかを追って報告していきたいと思います。