ここではPLT(パレットトークン)を使ったステーキング方法を紹介していきたいと思います。
ステーキングとは対象となる仮想通貨を保有したユーザーがブロックチェーン上のネットワークにコインを預ける事で報酬が貰える仕組みです。
PLT(パレットトークン)ステーキングの流れとしては以下の手順で行っていきます。
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最低限必要なものを準備しよう
PLT(パレットトークン)のステーキングを行う為に必要なものを用意しておきましょう。
- PLT(パレットトークン)
- ETH(イーサリアム)
- 「PLTウォレット」アプリ
PLT(パレットトークン)
ステーキングを行う為に不可欠なのが仮想通貨のPLT(パレットトークン)です、この通貨はCoincheckの取引所で購入する事が出来ます。
手数料負けしないためには5,000PLTは欲しい所ですね、ちなみにワタシの場合はIEOで1,000PLT当選して追加100PLT購入の1,100PLTでステーキングを行いました。
IEO=Initial Exchange Offeringの略称、ブロックチューンプロジェクトが発行するトークンを仮想通貨取引所が先行して販売するサービス。
ETH(イーサリアム)
ePLTからpPLTへ変換するためのガス代(手数料)の支払いにETH(イーサリアム)が必要になりますが、多めに見積もっても1万円ほどあれば良いと思います。
Coincheckで購入するとウォレットへの送金時に手数料がかかるので、GMOコインでETHを買ってウォレットへ送る方法もあります。
ちなみにGMOコインは仮想通貨の送金手数料が無料なので余計な費用は発生しません。※10,000円で約9,700円分のETHが買えます。
「PLTウォレット」アプリ
ステーキングを行う為に「PLTウォレット」アプリは必須です。※無料でダウンロード・インストール可能です。
PLTウォレット
株式会社Hashpalette無料posted withアプリーチ
ウォレットアドレスの作成
コインチェックから送金するPLT(パレットトークン)を入れるウォレットを作成していきましょう。
NFTと暗号資産を管理することができるスマホアプリで、PLTとETHに対応している為PLTをパレットとイーサリアム間で自由に移動(クロスチェーン機能)できる。
アドレスの作成を行う
アプリインストール後に起動すると以下の画面が表示されるので「作成する」をタップします。※iPhoneの場合は利用規約にチェックを入れて「ウォレットを作成する」をタップ。
ここでは「ETH」「PLT」の2つの選択がありますが「ETH」を選択しましょう。
任意のウォレット名とパスワードを入力して「つくる(iPhoneでは作成する)」をタップします、ちなみにウォレット名は「PLT」とでも入力すればOKです。
バックアップの作成
続いて「ニーモニックフレーズ/秘密鍵」という暗号のような12の単語を控えていきます。
この「ニーモニックフレーズ/秘密鍵」がネット上に漏洩するとアカウントが乗っ取られる恐れがあるので紙などの安全な場所に保管しておきましょう。
12の単語を紙などに控えておきましょう。※単語の順番が大事です。
今度は先ほどの12の単語を順番通りに並べていき「バックアップしました!」をタップします。※iPhoneの場合は順番にタップしていきます。
以上で無事ウォレットが作成できました。
パレットトークンの追加
追記:アプリのアップデートによりこの作業は必要なくなりました、
続いてイーサリアムチェーンのウォレットにパレットトークンの入金先を追加していきます、初めに「トークン」横のプラスボタンをタップしましょう。
検索BOXに「PLT」と入力して検索を行うと色々なアイコンが表示されるので、パレットトークンのアイコン横のプラスボタンをタップします。
プラスがマイナスに代わればOKです、前のページへ戻りページを更新しましょう。
以下のように「PLT」という項目が追加されました。
コインチェックからウォレットへPLT・ETHの送金
続いてコインチェックからイーサリアムチェーンのウォレットへPLTとETHの送金を行いますが、次の項目「パレットチェーンの受け入れ先を作成」を先に済ませてもOKです。
iPhoneの場合は「送金と受取」⇒「BTC以外の送金はこちら」と進んで下さい
Coincheckにログインしてページ最下部の「ウォレット」⇒「パレットトークン」」と進むと「パレットトークン残高」ページが開くので「送金」をタップします。
次の画面では「Palette Tokenを送る」をタップします。
続いて「送金先リストの編集」をタップすると「新規ラベル」と「新規宛先」の2か所の入力欄が開くので下記の情報を入力して「追加」ボタンを押しましょう。
新規ラベル | 任意の名前 |
---|---|
新規宛先 | ウォレットの宛先 |
宛先はウォレットアプリに記載されているのでコピーしてペーストしましょう。
「追加」をタップするとSMS認証を求められるので6桁の認証コードを入力してください。
続いて以下の項目を入力していきましょう。
宛先 | 先ほど作成した宛先を選択 |
---|---|
金額 | 送金する金額を入力 ※すべて送金する場合は「送金可能額すべて」をタップ |
手数料 | 手数料(72PLT)が表示されています |
送金可能額 | 送金できる可能額が表示されています |
ここで注意しておきたい事は、送金には72PLTの手数料がかかる事です。※2022年4月時点。
同じようにETHもウォレットへ送金しておきましょう、ちなみにETHをGMOコインから送金する場合は手数料は無料です。
パレットチェーンの受け入れ先を作成
先ほど作成したのはイーサリアムチェーンのウォレットでしたが、この後ブリッジを行いパレットチェーンへコインを移動させるので受け入れ先を作成していきます。
最初に画面右上の3本線をタップします。
「マイウォレット」欄の一番下パレットのアイコンをタップします。
パレットの方は空なのでここに追加していきます、まずは画面右上の「+」をタップします。※iPhoneの場合は画面下の「インポート」をタップして「palette」を選択。
続いて「インポート」を選択しましょう。
インポート画面でイーサリアムと同じ「ニーモニック」「ウォレット名」「パスワード」を入力して「インポート」をタップします。※iPhoneの場合は「導入する」をタップ。
こんな感じでイーサリアムウォレットの下にパレットのウォレットが出来ました。
ブリッジ(イーサリアムチェーン⇒パレットチェーン)
PLTとETHのコインを入金したら今度はイーサリアムチェーンからパレットチェーンへ資金の変換(ブリッジ)を行います。
ブリッジには手数料としてETHが必要になります、なので必ずイーサリアムウォレットに手数料分のETHを送金しておきましょう。
最初に画面下中央の「ブリッジ」をタップします。
①送付するPLTの数量②パレットウォレットのアドレスをそれぞれ入力して「次へ」をタップします。
最初に転送認証を行うので「確認」をタップします。
パスワードを入力して「送信」をタップします。
もう一度「確認」をタップ、パスワードを入力して「送信」でOKです。
以下のようにパレットチェーンにPLTコインが移動すればブリッジの完了です。
ちなみに1回のブリッジでかかったETHのガス代ですが、最初に0.03029788あったETHがブリッジ後は0.0120719まで減っていました。
引き算してみると0.01822598がガス代という事になります、計算すると約6,000円ですね。
ステーキングの実行
それでは実際にステーキングを行っていきましょう、最初に画面の中の「ステーク」をタップします。
金額欄にステーキングするPLTの数量を入力してノード欄では「Hashpalette」「HashPort」のどちらかを選択、最後に「ステーク」をタップします。
数量とノードを確認して間違えがなければ「確認」をタップします。
パスワードを入力して「送信」をタップしましょう。
「ロックアップ数量」の欄に申請したPLT数量が記載されていればOKです。
ステーキング状況の確認
ステーキング申請が完了すると「マイステーキング」で申請状況の確認が可能になり、申請後3~6日のロックアップ期間を経てステーキングが始まります。
ロックアップ期間が終わるとステーキングが始まります。
3日間のステーキング期間後に報酬を獲得する事が出来ます、今回はおよそ2.6PLTをゲット出来ました。
報酬の受け取り方法
ステーキングで得た報酬をタップします。
続いて「受取申請」をタップしましょう。
パスワードを入力して「送信」をタップします。
この様にウォレットへ報酬分が入金されました。
毎回貰える報酬もステーキングしながら複利で運用していくと資産がどんどん増えていきます。
ステーキングのリワード率はどれくらい?
PLT(パレットトークン)でステーキングを行うと報酬が貰えますがリワード率はどれくらいあるのでしょうか?
Twitterで調べてみると初回から3回目まではかなり高いリワード率だったみたいですね。
リワード数量(ステーキング数量)
初回
946(211509)
年利54.4%
2回目
968(211509)
年利55.7%
3回目
785(280883)
年利33.9%現状でHashpaletteとHashportで大体半々ずつ、年利はちょっと悪化しましたね。#PLT #パレットトークン
— パレットトークン🚀🌕 (@PLT_PLT_PLT_PLT) September 28, 2021
初回・2回目は50%台で3回目でも30%台とかなりの高リワード率となっていますが、これはまだステーキング参加者が少ないためでこれから参加者が増えてくると段々下がってくるみたいですね。
ホワイトペーパー記載の通り、リワード率は常に変動します。ステーキングされる量が増えるとリワード率は下がり、減るとリワード率は上がる設計となります。
最初の年については、流通量の大部分がステーキングされた状態でもリワード率が10%以上になるように設計しております。(5/n)
#教えてPLT #PLT— 吉田 世博 Seihaku Yoshida | パレット Palette (@seihakuyoshida) September 3, 2021
まとめ
ここではPLT(パレットトークン)のステーキング方法を詳しく紹介しましたが、初めての設定等が少し複雑なので戸惑うかも知れません。
以下の手順を1つずつ実行していけば問題ないと思います。
①イーサリアム上にパレット(ePLT)を作成 ②PLT・ETHの送金 ③パレットチェーン(pPLT)へコインをブリッジ ④ステーキング申請 |
注意点としてコインチェックからPLT・ETHを送金する際やePTLからpPTLにブリッジする際に手数料がかかるので、最低でも5,000PLTくらいは用意しておきたいですね。
ちなみにこれは確証はないのですがpPLTからePLTに組み戻す際に何百単位のPLTが手数料として差し引かれるみたいです。
なのでPLTの元手が少ないと手数料の方が高くついてしまうので、ある程度まとまったPLTがある場合にステーキングを行った方が良いと思います。