ここではRaydiumで行われるIDO(アクセラレーター)に参加する方法を紹介していきたいと思います。
RaydiumのオリジナルトークンであるRAYをステーキングする事によりRaydium上で新しくローンチされる仮想通貨のIDOに参加する事が出来ます。
IDOとは「Initial DEX Offering」の略でDEX(分散型取引所)で仮想通貨を発行して資金を調達するイベントの事。
ちなみにRaydiumではIDOの事をAcceleRaytor(アクセラレーター)と表現しています。
ピヨヨン
IDO(アクセラレーター)で当選した場合は上場後に売却する事でかなりの確率で収益を挙げることが出来るので、資金に余裕がある場合にはぜひ参加しておきたいですね。
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アクセラレーターに参加するためには予め以下のものを用意しておく必要があります。
- 国内の仮想通貨取引所の口座
- 海外の仮想通貨取引所の口座
- Phantom Wallet(ファントムウォレット)
- 仮想通貨RAY(Raydium)
- 仮想通貨SOL(Solana)
- 仮想通貨USDC(USD Coin)
見たい場所へGo!
Raydium(レイディウム)とは
Raydium(レイディウム)はSolanaチェーン上で構築された分散型取引所(DEX)になります。
DEX(分散型取引所)とは中央管理者を介さずにユーザー同士で直接取り引きが出来るブロックチェーン上に構築される交換所の事。
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Raydium(レイディウム)での主な機能は以下の通りです。
- swap
Solanaチェーン上のトークン同士のスワップが可能 - ステーキング
Rayの単体ステーキングが可能 - ファーミング
トークン同士(1:1)でLPトークンを作成して流動性を提供する事で報酬を得る - IDO
仮想通貨を発行して資金を調達するイベント - DropZone
抽選で当たるとNFTが割安価格で買えるイベント
今回はRaydiumで行われるIDO(アクセラレーター)に参加する方法を紹介していきたいと思います。
最初にRAY(Raydium)をステーキングしておきましょう
RaydiumのIDO(アクセラレーター)に参加するためには、RAY(Raydium)を100RAY以上ステーキング(7日間以上)する必要があります。
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ここでは一般的な方法を紹介していきますが以下が手順になります。
国内の仮想通貨取引所でBTC(ビットコイン)を購入
国内の仮想通貨取引所ではRAY(Raydium)を購入する事は出来ません、なので最初にBTC等の仮想通貨を購入する事になります。
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BTCを購入後にバイナンスへ送る必要があるので、ここでは送金手数料が無料のGMOコインがお勧めです。
- 取引所で指値注文すると購入手数料が無料
- 仮想通貨の送金手数料が無料
- 仮想通貨の送金が速い
2022年4月24日時点では1RAY = 約330円なので100RAYでは33,000円になります。1BTCが約5,000,000円なので約0.066BTCが必要になります。
注意点としてガス代にかかるSOLが少量と入札に利用するUSDC(50~100)が必要になるので、最低でも0.01BTC(50,000円)くらいは用意しておきましょう。
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GMOコインでBTCを購入する方法は以下の記事で紹介しています。
GMOコインの取引所で仮想通貨のBTC(ビットコイン)を購入する方法BTC(ビットコイン)をBinance(バイナンス)へ送金
GMOコインで購入したBTCを今度は海外の仮想通貨取引所のBinance(バイナンス)へ送金してやる必要があります。
GMOコインの場合は仮想通貨の送金手数料が無料なので、バイナンスへ送るのに1円もかかりません。
GMOコインからバイナンスへBTCを送る方法や注意点などは過去記事で詳しく説明しています。
GMOコインからBinance(バイナンス)へBTC(ビットコイン)を送金する手順バイナンスで仮想通貨のSOL(Solana)を購入
今度はバイナンスへ送金したBTCでSOL(Solana)を購入していきましょう。
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RaydiumでRAYをステーキングしたりアクセラレーターに参加する場合にはガス代(手数料)として少額のSOLが必要になります。
バイナンスでRAYとSOLを購入してファントムウォレットへ送る方法もありますが、今回はSOLを購入してファントムウォレットへ送りRaydiumでRAYにスワップする方法を行います。
バイナンスでSOLを購入する方法は「コンバート」と「現物取引」の2通りありますがもっとも簡単なのは「コンバート」です。
SOLをPhantomWallet(ファントムウォレット)へ送金
Solanaのプラットフォームで必要なウォレットを作成します、何種類かありますがPhantom Wallet(ファントムウォレット)が使い易くておすすめです。
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Phantomの公式サイトへ進み「Download」からブラウザにウォレットを追加しましょう。※必ずシークレットリカバリフレーズを手書きで保管して下さい。
ファントムウォレットを作成したら「トークンリストの管理」をクリックして検索ボックスで「RAY」を検索してトークンをウォレットへ追加しておきましょう。
ファントムウォレットのアドレスをコピー
ファントムウォレットを開くと一番上にアドレスが表示されているのでクリックすればOKです。
バイナンスのSOL出金ページにファントムウォレットのアドレスをペースト
バイナンスのSOL出金ページへ移動して先ほどコピーしたファントムウォレットのアドレスをペーストします。
バイナンスにログインしてページ右上の人物アイコンから「ウォレット」⇒「フィアットと現物」と進み、SOL欄の「出金」をクリックします。
※スマホからアクセスする場合はバイナンスアプリ起動後画面右下のアイコンから「SOL」⇒「出金」と進みます。
「出金先アドレス」にはファントムウォレットのアドレスをペーストして「出金額」に送金するSOLの数量を入力して最後に「出金」をクリックしましょう。※送金手数料が0.01SOLかかります。
RaydiumでSOLをRAYにスワップ
バイナンスからファントムウォレットへ送金したSOLを今度はRaydium(レイディウム)というDEXでRAYにスワップしていきます。
ここでスワップするトークンは「RAY」「USDC」の2つです。
SOL⇒RAY(ステーキング用)
SOL⇒USDC(アクセラレーター用)
スワップやアクセラレーターの承認等に手数料として少量のSOLが必要なので0.1~0.05ほど残しておきましょう。
「From」にSOLを選択「To」にRAYを選択してスワップを行いましょう。※IDOに参加するためには最低100RAYが必要です。
このようにファントムウォレットにRAYがストックされればOKです。※実際には100RAYが必要です。
同じようにして残りのSOLもUSDCにスワップ(50~100)しておきましょう。
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RaydiumでRAYをステーキング
Raydiumのサイトの左にあるメニューの中に「Starking」という項目があるのでクリックしてステーキングページへ進みます。
RaydiumでのステーキングはRAYしか行えないので右側にある印をクリックするとプルダウン表視されます。
続いてDeposited欄にある「Start Staking」をクリックします。
ステークするRAYの数量を入力して「Stake RAY」をクリックします。※IDO参加には100RAY以上が必要。
初めてRAYのステーキングを行う場合は最初に承認作業を行う必要があります、ここでは「承認」をクリックします。
以上でRAYのステーキング完了です、ちなみに支払ったガス代(手数料)は0.00001SOLとめちゃくちゃ安いです。
RAYをアンステークする場合はStakeボタン横の「-」をクリックしてアンステークする数量を入力後に「Unstake RAY」⇒「承認」でOKです。
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ステーキング報酬のRAYが貯まっていくので2.3日に1回「Harvest」をクリックしてRAYを受け取り、再び「Stake」から受け取ったRAYをステーキングしていきましょう。
アクセラレーターに参加する方法
「AcceleRaytor」ページではこれから行われるIDOは「Upcoming(今後の)」終了したIDOは「Ended(終了しました)」と表示されています。
抽選に応募できるチケット数を確認しておこう
クリックすると詳細ページが開くので「Your Eligible Tickets(対象となるチケット)」を確認して自分が応募できるチケットの数量を確認しておきましょう。
Total Raise (トータルレイズ) |
IDOされる合計トークン数 |
---|---|
Per HAWK (タカあたり) |
1トークン当たりの金額 |
Allocation Per Winning Ticket (当選チケットごとの割り当て) |
当選した1チケット当たりの割り当て金額 |
Total Tickets Deposited (デポジットされたチケットの合計) |
抽選でデポジットされたチケットの総合計 |
Your Eligible Tickets (対象となるチケット) |
抽選に参加できるチケットの数量 |
Your Deposited Tickets
(デポジットされたチケット) |
デポジットしたチケットの数量 |
Your Winning Tickets (当選チケット) |
当選したチケットの数量 |
Your allocation (あなたの割り当て) |
割り当てられたトークンの数量 |
ちなみに最近行われているIDOでは締め切り7日間前から100RAYをステーキングしていれば抽選チケットが1枚貰えます。
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RAYをステーキングしている数量(100RAY~)と期間(締め切り7日間~180日間)によって与えられるチケットの数が変わってきます。
7日間:100RAY以上で100RAYあたり1枚、最大5枚 30日間:50RAY以上で50RAYあたり1枚、最大5枚。1,000RAYごとに追加で1枚 90日間:50RAY以上で50RAYあたり1枚、最大5枚。1,000RAYごとに追加で1枚 180日間:50RAY以上で50RAYあたり1枚、最大5枚。1,000RAYごとに追加で1枚 |
例えば100RAYを90日間ステーキングしている場合は7日間(100×1)30日間(50×2)90日間(50×2)の合計5枚にチケットをデポジットする事が出来ます。
注意点としてIDOされるトークンによってはステーキングの期間や数量が替わる場合があるのでmediumで確認して下さい。
プールがオープンしたらUSDCをデポジットする
アクセラレーターのプールがオープン(今回は19:00)したら「Join Lottery(宝くじに参加する)」からチケット枚数に応じたUSDCのデポジットを行いましょう。
今回は8チケットをデポジットして入札に参加しました、使用したUSDCは480USDCです。
プールクローズ後に結果を確認
プールがクローズすると直後に抽選が行われて結果が表示されるので確認しておきましょう。
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今回は何とか1枚ゲット出来ました、ちなみに当選倍率は61.59倍でした。ワタシの場合は8枚デポジットしたので61.59 ÷ 8=7.69倍という事で何とか当たった感じですね。
当選した場合はトークンの請求、落選の場合はUSDCの払い戻しを行いましょう
当選した場合は自動的にUSDCが支払われてトークンを請求する事が出来るので「Claim 〇〇〇〇」から請求を行いましょう。
落選した場合はUSDCを返却して貰えるので「Claim USDC」から返却を行いましょう。
Raydiumのアクセラレーターの当選確率はどれくらい?
Raydiumのアクセラレーターの当選確率ですが、最近行われた「HAWK」が61.5922倍となっておりかなり競争が激しいですね。
トークン名 | 当選倍率 |
---|---|
HAWK | 61.5922倍 |
prANA | 45.5314倍 |
ZBC | 25.7075倍 |
YAW | 26.3805倍 |
FCON | 31.3268倍 |
REAL | 25.632倍 |
RUN | 18.0801倍 |
TTT | 20.3597倍 |
DFL | 32.626倍 |
GENE | 28.233倍 |
GRAPE | 13.7992倍 |
ATLAS | 34.3731倍 |
POLIS | 33.7294倍 |
LIKE | 34.5465倍 |
SLRS | 27.342倍 |
SNY | 5.256倍 |
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この倍率はチケット1枚に対しての数字なので、チケットを10枚デポジットすれば当選倍率は6.1倍となり期待が持てますね
まとめ
ここではRaydiumのIDO(アクセラレーター)に参加する手順を詳しく紹介しました。
やり方は簡単で100RAYを7日間以上ステーキングする事で1枚の抽選チケットが手に入ります。
RAYをたくさん長くステーキングすればするほどチケットが貰えて当選する確率も高くなる仕組みになっています。
またRaydiumのIDOでは配布されたトークンは他のIDOと違い100%即売りが出来るので、トークンの価値が下がる前に売る事により利益が出やすくなっています。
ピヨヨン
IDOでは上場後にトークンの価格が上がる事が多いので手堅くリターンが狙えるチャンスです、資金に余裕がある場合は一度参加してみてはいかがでしょうか?